
カディラキャピタルマネジメントは「インベストメントチェーンを先へとつなぐ」というミッションを掲げて活動しています。ミッション遂行のためには社内外のステークホルダーとの協力関係が欠かせません。私たちは投資対象企業との対話など、活動内容を具体的に開示することで、ステークホルダーとの信頼関係を深めていくことを目指しています。
積水ハウスは1月18日、米国大手住宅のM.D.C.Holdings(以下、MDC)を買収すると発表しました。MDCは、全米第11位の上場ホームビルダーであり、米国16州34都市で事業展開しています。エネルギー消費の削減に役立つ省エネ機能を標準装備するなど、ESGに対して先進的な取組みを行なっているのも特徴です。
買収総額は7200億円を超える大型の買収であり、成立すれば米国での住宅供給戸数は 15000戸を超え全米第5位の規模となる見通しです。これにより大規模エリアでの拡大は完結し、今後は、2x4工法への積水ハウステクノロジーの移植及びSHAWOODの展開を同時並行で進展するなど質の向上を目論んでいます。
この発表を踏まえて、カディラでは内容を精査し、同社と対話を行ないました。
営業基盤の強化やスケールメリットが期待できることに加えて、ESGに積極的なMDC社の強いガバナンス体制を得る事で積水ハウスの海外事業での成長が加速するポジティブな印象を持っています。
同社は、2017年のWoodside Homes買収を契機に米国戸建住宅事業に本格進出し、これまで米国では他に3社買収し、現地のマネジメントを原則として維持しながら、積水ハウスの経営を移植し、着実にビジネスを拡大してきました。
カディラでは、これらのトラックレコードや「わが家を世界一幸せな場所にする」というグループビジョンへの共感により、MDC社の経営陣が今回の買収提案を受け入れることにつながったのではないかと考えており、同社のブランディングが高まっていることを、これまで買収した米国のビルダーや協力会社の声として、統合報告書などを通じて発信することを提案しました。
今後も同社の海外における積極的な取り組みに注目しています。
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